組織委員会 2022.06.15 2020.02.03 組織委員会 河野 哲也立教大学文学部教育学科・教授、博士(哲学)慶應義塾大学。 INFO 専門は、現象学、心の哲学、哲学的心理学。近年は環境哲学にも関心を持つ。10年にわたり、日本各地で子どもの哲学や哲学カフェの実践や講演を行っている。大学では、教育哲学、道徳教育、特別支援教育の講義を担当している。主要著作:『人は語り続けるとき、考えていない: 対話と思考』 岩波書店(2019)、『対話ではじめる子どもの哲学: 道徳ってなに?』(全四巻)童心社(2019)、『じぶんで考え じぶんで話せる: こどもを育てる哲学レッスン』 河出書房新社(2018)、『現象学的身体論と特別支援教育: インクルーシブ社会の哲学的探究』 北大路書房(2015)など。 井尻 貴子NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ副代表理事 INFO 大阪大学大学院文学研究科(臨床哲学)博士前期課程修了。こどもから大人まで様々な人と、学校や街中のカフェ、美術館などいろいろな場所で哲学対話を行っている。 神戸 和佳子哲学教師、哲学プラクティショナー。 INFO 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校を中心に、中学校(道徳)、高等学校(公民科)、高等専門学校、大学等で、哲学的な対話の手法を取り入れた授業を行っているまた、教員研修、親子哲学教室、哲学カフェ進行、哲学相談なども行う。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。共著書に『子どもの哲学−考えることをはじめた君へ』『この世界のしくみ−子どもの哲学2』(毎日新聞出版)、『こころのナゾとき』シリーズ(成美堂)など。共訳書にマシュー・リップマンほか『子どものための哲学教室−学びの場の作り方』(河出書房新社)。連載に毎日小学生新聞「てつがくカフェ」がある。 長谷川 解探究型学習塾講師、哲学プラクティショナー INFO 立教大学文学部教育学科卒。探究学習塾a.schoolの講師を務める。在学中から各地で哲学対話の実践を行っている。 堀越 耀介東京大学大学院教育学研究科博士後期課程。 INFO 日本学術振興会特別研究員(DC2)。ジョン・デューイの哲学思想や「子どもとする哲学」の理論を中心に研究中。哲学プラクティスにも広くかかわり、都立大山高校・豊多摩高校での「哲学対話」外部講師や、上智大学での「哲学カフェ」進行役を務める。また、クロス・フィロソフィーズ株式会社の共同設立者として、民間企業における「哲学コンサルティング」の活動も積極的に行っている。 川辺 洋平淑徳大学短期大学部こども学科兼任講師。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。 望月 太郎大阪大学大学院教授、チュラーロンコーン大学客員教授。 INFO 最近の業績として「デカルト=王女エリザベト往復書簡を哲学カウンセリングの観点から読む」(ピーター・ハーテローと共著,Journal of Humanities Therapy, Vol.10, No.1,江原大学校(韓国)ヒューマニティーズ・セラピー研究所)。 中村 百合子立教大学教授、図書館長。 INFO 同大学の学校・社会教育講座で2011年から司書課程主任を務め、司書および司書教諭の養成に携わる。主たる研究テーマは学校図書館であり、その歴史と理論の国際比較研究を行っている。2016-2017年、哲学対話を東北地方の公共図書館で実施する活動に参加し、関連の知見を広めた。 永井 玲衣修士(哲学)。上智大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程。立教大学兼任講師。様々な場所で哲学対話を行う。 西山 渓専門は熟議民主主義論、子どもの政治参加、民主主義教育の理論と実践。オーストラリアをはじめとした世界の様々な国の哲学対話についての研究も行っている。 INFO 最近では、生命倫理、気候変動問題に関する若者の政治参加や政治教育の研究を行っている。2019年3月にオーストラリアのキャンベラ大学で博士号(政治科学)を取得。キャンベラ大学、オーストラリア国立大学などで働いたのち、2020年4月より同志社大学政策学部に所属予定。2019年秋よりICPICの理事を務める。 大熊 玄立教大学 社会デザイン研究科准教授、文学部准教授。 INFO 専門は、東洋思想・仏教学・インド哲学・日本哲学。日本で唯一の「哲学の博物館」および社会人大学院において、「哲学対話」を通して多様な社会課題に取り組んでいる。金沢大学大学院(博士後期)在学中にインド・Pune大学大学院国費留学。金沢大学非常勤講師、石川県西田幾多郎記念哲学館専門員・学芸課長を経て、現在同館副館長。鈴木大拙、西田幾多郎に関する複数の著作がある。 得居 千照筑波大学人間総合科学研究科学校教育学専攻の社会科教育学研究室に所属。 INFO 学校の教室における哲学対話を中心に、実践や調査活動を行っている。現在の関心は、哲学対話において教師と生徒、生徒と生徒はどのような相互行為を行っているのか。エスノメソドロジーや会話分析の手法を参考に調査、研究中。哲学対話プラクティス連絡会の公式機関誌『みんなで考えよう』の編集委員長でもある。 豊田 光世2004年から2006年にハワイ大学大学院にてp4cの研究に従事。帰国後、国内の公立学校でp4cを生かした学級づくり、教科指導の実践研究を行う。 土屋 陽介開智国際大学教育学部准教授。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程単位取得満期 退学。博士(教育学)。 INFO 専門は、子どもの哲学(Philosophy for/with Children (P4wC))、教 育哲学、現代哲学。開智日本橋学園中学・高等学校および開智中学・高等学校において、 学校独自の教科「哲学対話」を週6時間担当する、子どもの哲学の実践家でもある。主な著 書に、『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』(青春出版社)。主な共著書に、『子ども の哲学:考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版)、『まいにち哲学カレンダー』( 学事出版)など。主な共訳書に、マシュー・リップマン『探求の共同体:考えるための教 室』(玉川大学出版部)など。主な連載に、「てつがくカフェ」(毎日小学生新聞)。 盛岡千帆修士(教育学)。哲学プラクティショナー。 幼児から高校生までの哲学対話の授業の講師や、哲学対話を実践する教師のトレーナーを担当している。 渡邉 文University of Hawai’i at Manoa, the College of Education博士課程在籍。 INFO ‘philosophy for children Hawai’i (p4cHI)’に関して、比較教育哲学の観点から研究をしている。また、ハワイ大学ウエヒロアカデミーではアシスタントとして、ハワイの学校の教員や生徒たちと協働し、p4cHIの活動を支援と、ハワイと日本の教育者たちの交流の支援をしている。 渡辺 哲男立教大学の准教授。文学部教育学科で教育学の研究と小学校教員の養成に携わる。 INFO おもな専門は国語科教育と日本の教育思想史。最近では、『言葉とアートをつなぐ教育思想』(山名淳らとの共編、晃洋書房、2019)を刊行し、学校現場での対話のありようを捉え直そうとしている。